2月の Urushi Café は、下地工程について。
漆器というとき、真っ先に思い浮かぶのが、
つるんとした表面の、黒漆や朱漆で塗られたものではないでしょうか。
そういう塗りものは、たいていが木地にすぐ漆を塗るのではなく、下地が施されています。
下地の工程とはどんなものなのか。
どういう役割があるのか。
下地にはいろいろな種類があるのですが、
それぞれどんなもので、どんな材料を使うのか。
どんな手順で、どんな場合、どんな物に使われるのか。
表面からはほとんど見えることのない下地の仕事。
使われる篦などを実際にお見せしながら、そんなお話をしました。